遥かなるクリスマス 歌詞全文



遥かなるクリスマスと言う紅白で歌われたさだまさしさんの楽曲に注目が集まっております。

1月1日、つまり紅白でこの歌が歌われた次の日にこの航海記に多くの方々に訪れていただきました。
そしてコメントの中でも有りましたように、その歌詞全文を教えて欲しいと言う声が数多く寄せられました。
本当は著作権の関係上、歌詞を載せることは出来ないのですが、さださんがあえて紅白でこの歌を歌った゛こころ゛を想い、おしかりを受けることを覚悟の上で歌詞を載せたいと思います。

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♪遥かなるクリスマス   さだまさし

メリークリスマス
二人のためのワインと それから君への贈り物を抱えて駅を出る
外は雪模様 気づけば ふと見知らぬ誰かが僕にそっと声をかけて来る
振り向けば小さな箱を差し出す 助け合いの子供達に僕はポケットを探る
携帯電話で君の弾む声に もうすぐ帰るよと告げた時のこと
ふいに誰かの悲鳴が聞こえた 正面のスクリーン激しい爆撃を繰り返すニュース
僕には何にも関係ないことだと 言い聞かせながら無言でひたすら歩いた

メリークリスマス
僕達のための平和と 世の中の平和とが少しずつずれ始めている
誰もが正義を口にするけど 二束三文の正義 十把一絡げの幸せ つまり嘘
僕はぬくぬくと君への 愛だけで本当は十分なんだけど
本当は気づいている今のこの時も 誰かがどこかで静かに命を奪われている
独裁者が倒されたというのに 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう
人々はもう気づいている 裸の王様に大人達は本当の事が言えない
いつの間にか大人達と子供達とは 平和な戦場で殺しあうようになってしまった
尤も僕らはやがて自分の子供を 戦場に送る契約をしたのだから同じこと
子供達の瞳は大人の胸の底を 探りながらじわりじわりと壊れていく
本当に君を愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ
その隣で自分の幸せばかりを 求め続けている卑劣な僕がいる
世界中を幸せにと願う君と いえいっそ世界中が不幸ならと願う僕がいる

メリークリスマス
僕は胸に抱えた小さな 君への贈り物について深く考えている
僕は君の子供を戦場へ送るために この贈り物を抱えているのだろうか
本当に愛している 永遠に君が幸せであれと叫ぶ
本当に君を愛している 永遠に永遠に君が幸せであれと叫ぶ

メリークリスマス
凍てつく涙を拭いながら
生きてくれ生きてくれと叫ぶ
雪の中で雪の中で雪の中で
白い白い白い雪の中で

メリークリスマス
メリークリスマス
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私は、拙サイトのBBSで日本人に欠けているものは想像力であり、想像力の翼を広げる努力をしようと昨年の後半は訴えてきました。
世の中の出来事に無関心であることが、いずれ私たちの元に跳ね返ってくるのだと言うことをしっかりと認識をしなければならないのではないか、そう感じることがあります。

自衛隊はイラクに人道復興支援を名目に派遣されております。
そして゛非戦闘地域であるイラク゛でもしも自衛隊員が死傷するようなことになり、その結果志願制である自衛隊への志願者が減ることになれば、この国を守る国防に重大な影響が出ることになります。
そうなれば、゛この国を守る為゛にどんな制度が必要なのかと言う想像をするときに、
『尤も僕らはやがて自分の子供を 戦場に送る契約をしたのだから同じこと』
と言う、一行の歌詞が私たちに大きな問題を刃のように突きつけてくることになるのです。

なお、上に掲載した歌詞全文には紅白歌合戦バージョンでは歌われなかった部分があります。
そしてその部分こそが、この歌が伝えたいメッセージそのものなのではないかと思われる部分なのではないかと私は感じております。

是非、♪遥かなるクリスマス 歌詞全文を心に刻みつけ、この歌詞からイメージされる映像をイメージしてみてください。

なお、♪遥かなるクリスマスはさださんの最新のアルバム“恋文”の中に収録されています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002T1ZNK/qid=1105037313/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-9375512-3909146

また♪遥かなるクリスマスをモチーフとして同名の単行本も出版されています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062127148/249-9375512-3909146
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by niraikanai4 | 2005-01-07 03:37