共産党化する自由民主党

9.11選挙が自民党内にそして我が国の政治に何をもたらしたのかと言う考察の続きです。

前回の選挙では9.11選挙は戦時下の大政翼賛選挙と酷似していると述べました。

自民党には81名の小泉チルドレンのみならず、その他の議員も小泉内閣の政策に異議を唱えることが出来なくなりました。
つまり、自由民主党は9.11選挙を経て党内民主主義を失ってしまったと言う事になります。
自民党内に限っては、完全大政翼賛会状態になってしまったと言う事になります。

昨年の特別国会、通常国会での小泉首相の所信表明演説に拍手喝采を送る議員席最前列に陣取る、小泉チルドレン議員たちの姿を私はどこかで見た事のある姿だなぁ、と言う感想を持つつ、また気味が悪い気持ちで見ていました。
その原因はどこにあるのだろうかと考えたところ、かつてのソ連や東欧諸国、現在の北朝鮮など、専制主義国家(共産主義国家)の国会にあたる最高人民会議の光景とあまりにもそっくりなので、気味が悪くなったのではないかと思い至りました。。

小選挙区制・政党助成金の導入に伴い、党総裁・幹事長の権限(権力)が絶大なものになりました。候補者の公認に関しても党総裁・幹事長の権限だけで決まるようなところもあり、党幹部が議員の政治生命を握り、党幹部の命令を絶対的なものにすると言うのは民主主義ではありません。

ここまで見てくると、自民党が実はソ連共産党や朝鮮労働党と同じ体質の政党になった事が良く分かります。
「自民党の共産党化」は、この国の政治に何を与えるのでしょうか?


自民・中川氏「次は“仕事師内閣”」、論功行賞けん制
自民総裁選

 自民党の中川政調会長は26日、青森県弘前市で講演し、9月の党総裁選について「だれが選ばれようとも、(新首相の)政権構想、公約実現のために戦う『仕事師内閣』を作らざるを得ない。単なる論功行賞人事をする余裕はない」と述べた。

 総裁選に向けて、安倍官房長官が優位に立つ中、党内で早くもポスト争いの動きが出ていることをけん制したものとみられる。

 また、中川氏は「小泉首相の時のように、首相指名選挙で(投票は)するが、政策に反対することは許されない。それが新しい政府・与党の意思決定スタイルだ」と語った。
(8月26日 読売新聞)

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by niraikanai4 | 2006-09-13 19:10 | 政党