平成海援隊航海記です


by niraikanai4

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政治家と自由

前回は、自民党の共産党化についての考察を書いてみました。

ここで言う共産党とは、実は共産主義を主張する政党としての共産党ではありません。
共産主義に名を借りた、独裁政党としての共産党のことです。

さて、この自民党の共産党化はどこから来ているのでしょうか?

私は、これは小選挙区制の導入と公明党との連立にあると考えています。

小選挙区制の導入に伴い、候補者の公認と選挙資金を党執行部が独占しました。
こうなると党執行部のイエスマンしか選挙に出れない事になります。

更に公明党の連立による、小選挙区における公明・創価学会票は自民党議員から自由な発言と判断を奪う事になったのではないでしょうか?
本来国会議員は政党の代表ではなく、国民の代表である筈です。

白川さんは、webサイトの政治理念 リベラルこそ21世紀の政治理念の中で、゛政治家は、自らを束縛する政党から自由たれ゛としていますが、昨年の総選挙はそれすら不可能なのかもしれないと思うことがあります。

しかし、それは同時に日本の政治風土から自由な気風を奪う事になるのではないでしょうか?

この政治状況をどう打破するのかと言うことは大きなテーマであると思われます。
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by niraikanai4 | 2006-09-14 03:04 | 政治

共産党化する自由民主党

9.11選挙が自民党内にそして我が国の政治に何をもたらしたのかと言う考察の続きです。

前回の選挙では9.11選挙は戦時下の大政翼賛選挙と酷似していると述べました。

自民党には81名の小泉チルドレンのみならず、その他の議員も小泉内閣の政策に異議を唱えることが出来なくなりました。
つまり、自由民主党は9.11選挙を経て党内民主主義を失ってしまったと言う事になります。
自民党内に限っては、完全大政翼賛会状態になってしまったと言う事になります。

昨年の特別国会、通常国会での小泉首相の所信表明演説に拍手喝采を送る議員席最前列に陣取る、小泉チルドレン議員たちの姿を私はどこかで見た事のある姿だなぁ、と言う感想を持つつ、また気味が悪い気持ちで見ていました。
その原因はどこにあるのだろうかと考えたところ、かつてのソ連や東欧諸国、現在の北朝鮮など、専制主義国家(共産主義国家)の国会にあたる最高人民会議の光景とあまりにもそっくりなので、気味が悪くなったのではないかと思い至りました。。

小選挙区制・政党助成金の導入に伴い、党総裁・幹事長の権限(権力)が絶大なものになりました。候補者の公認に関しても党総裁・幹事長の権限だけで決まるようなところもあり、党幹部が議員の政治生命を握り、党幹部の命令を絶対的なものにすると言うのは民主主義ではありません。

ここまで見てくると、自民党が実はソ連共産党や朝鮮労働党と同じ体質の政党になった事が良く分かります。
「自民党の共産党化」は、この国の政治に何を与えるのでしょうか?


自民・中川氏「次は“仕事師内閣”」、論功行賞けん制
自民総裁選

 自民党の中川政調会長は26日、青森県弘前市で講演し、9月の党総裁選について「だれが選ばれようとも、(新首相の)政権構想、公約実現のために戦う『仕事師内閣』を作らざるを得ない。単なる論功行賞人事をする余裕はない」と述べた。

 総裁選に向けて、安倍官房長官が優位に立つ中、党内で早くもポスト争いの動きが出ていることをけん制したものとみられる。

 また、中川氏は「小泉首相の時のように、首相指名選挙で(投票は)するが、政策に反対することは許されない。それが新しい政府・与党の意思決定スタイルだ」と語った。
(8月26日 読売新聞)

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by niraikanai4 | 2006-09-13 19:10 | 政党

9.11を考える

前回の投稿から一年が経過すると言う大失態です。(苦笑)b0014143_2391340.jpg

それでもまたぼちぼちとブログを更新してみたいと思います。

今回のテーマは9.11に関する考察。
と、言いましてもアメリカの同時多発テロに対する考察ではなく、昨年の郵政選挙から1年を経て、昨年の総選挙がどのような意味を持つのかと言う考察をしてみたいと思います。

まず始めに論じるのはいわゆる郵政民営化法案に反対する候補者に対して、刺客候補と呼ばれる対立候補を立てた選挙戦術について。

内閣が自己の政策に反対する候補者に対して、対立候補を立てて反対者を政治的に抹殺する方法と言うのは、昭和17年に東條内閣が行った、戦時下の大政翼賛選挙の手法と酷似しています。

そして小泉内閣はこの選挙に勝利を収め、郵政民営化法を成立させました。
埴谷雄高は、政治というのはせんじつめれば、「あいつは敵だ。あいつを殺せ!」の一言に集約されると喝破した訳ですが、政敵の政治生命を奪った後の小泉総理は自民党内でも国会でも絶対的な力を得ます。

「私の一票は安倍さんに」 小泉首相が明言

 小泉首相は9日午後(日本時間同日夜)、同行記者団に対し、自民党総裁選について「私の一票は安倍さんに入れます」と述べ、自らの後継者として安倍官房長官が最適との考えを示した。その理由について「官房副長官、(自民党)幹事長、幹事長代理、そして官房長官と一番身近にいて、小泉内閣の改革を傍観するのではなく、推進してきた」と説明した。

 安倍氏は改革路線の修正を打ち出しているが、首相は「(改革の)重要性を一番理解している。中身においても、手法においても。若くても、これからの将来を担うに足る」と語り、次期政権での改革路線の継承に強い期待感を示した。(アサヒ・コム)


さて、9.11選挙が自民党内にそして我が国の政治に何をもたらしたのかと言う考察は、次の更新で考えて見たいと思います。
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by niraikanai4 | 2006-09-11 00:09 | 政党